・自社オリジナルのブランディング戦略が思いつかない!
・競合優位性を高めるためのコツが知りたい!
・スターバックス
・ルイ・ヴィトン
・マツダ
・ユニクロ
・Apple
目次
【事例1】 スターバックス
まずは、ブランディングの一番の成功例とも言えるスターバックスコーヒーです。
スターバックスのブランディングの競合優位性としてあげられるのは、スターバックスらしさです
スターバックスにしかない世界観で、他の競合他社は絶対に参入できないブランディングを行っています。
具体的戦略
・商品へのこだわり
・ブランディングからずれない店員への徹底した教育
特に、社員への教育は「インナーブランディング」と呼ばれるもので、このこだわりが店員、品質の向上や社員の離職率の低下につながっているだけでなく、企業イメージの向上へとつなげていっています。
スターバックスは身近に店舗が多く出店されていることもあり、身近でも体感できるブランディングの競合優位性を高めた事例です。
是非、研究してみてはいかがでしょう?
https://www.starbucks.co.jp
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【事例2】 ルイ・ヴィトン
高級感のあるブランドの中でも、トップクラスのブランディング競合優位性を持つルイ・ヴィトンの紹介です。
ルイ・ヴィトンはブランディングアイデンティティである「多くの荷物を持って移動する、中上流階級のためのトランク」から現れているように、徹底して貴重感のある演出、ブランディングにこだわることで競合優位性を獲得しています。
具体的戦略
・正規店のみで販売する
・生産量を絞り込む
ルイ・ヴィトンが行う戦略として、創業以来値引きセールを行ったことがないことや、代理店を挟まず正規店のみで販売することなどが挙げられます。
また、マーケティングの手法であるセレクティブ・マーケティングという生産量をあえて絞り込むことで貴重感を演出しています。
スターバックスとはまた異なり、ブランドが確立している中でも競合優位性を高めるために大きく方針が異なっていることが分かると思います。
【事例3】 マツダ
3つ目は、日本の車メーカーであるマツダの事例を取り上げていきます。
マツダの事例の中でも、他の記事ではあまり取り上げられることがない特殊な例もご紹介いたします。
車メーカーといえば、一番耳にするのはトヨタやホンダかもしれませんが、かつては沈みかけていたマツダも今は様々なブランディング戦略で競合優位性を獲得し、高めて行っています。
具体的戦略
・ブランド価値運営
特に有効だったのが「2%戦略」という、2%のシェアしかないが2%の顧客に十分な満足度を与えていけるように立てた指針です。
その他にも、ブランド価値経営という独自の競合優位性をもったブランディング戦略も取り入れており、最近ではマツダのブランディングが日本一として評価されています。
競合優位性については以下の記事でも解説しております。
https://www.mazda.co.jp
【事例4】ユニクロ「ヒートテック」
今回の例では、一つの企業の中での商品ブランドに関する競合優位性について取り上げていきましょう。
「ヒートテック」は、2017年に累計売上が10億枚を突破しました。単純計算になりますが日本国民1人当たり約8枚買っている、という規模の数字です。
様々な類似商品が発売されていますが、発売から15年という長い年月の期間人々に愛されて買われ続けていることからも、当商品が「ユニクロ」という企業名と同様に、肌着のブランドとして競合優位性を獲得していることが分かります。
具体的戦略
・消費者のニーズの分析
ユニクロの成功の秘訣は、流行に流されず、普遍的な定番商品を追求し続けたという点です。
消費者が求めるものを徹底的に分析し、競合には真似できないようなブランディングを獲得していったことでブランディングの競合優位性を獲得していきました。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/
ブランディングの競合優位性獲得に失敗した事例
最後の事例に行く前に、目にしておいた方が良い項目としてブランディングとして競合優位性を獲得できなかった例についても紹介していきたいと思います。
知っておいて損がないだけでなく自社のブランディングの競合優位性を獲得するために大いに活用できるでしょう。
それはソニーの最高級ブランド「QUALIA(クオリア)」です。
圧倒的な高品質を強みとして、液晶テレビ・カラーモニタ・MDプレーヤーなど様々な商品を展開していきました。中には単価が100万円を超えるものもあり、大きな話題になっています。
しかし、「とにかく人の心を感動させる」という点は支持されたものの、高品質なものがあふれていた市場ではうまく競合優位性を獲得することができませんでした。
【事例5】 Apple
最後の、高い競合優位性を持つブランディング事例は、私たちがいつも手元に持ち歩いているiPhoneなどでもお馴染みのAppleです。
Macintoshやipodから、今ではipadやapplewatchを世に送り出してブランドとしてもとても知名度があり、あらゆる分野において競合との差別化を見せつけてくれる競合優位性を長い間常に維持してきています。
具体的戦略
・修理受付
イメージ戦略や製品に抜かりがないこともありますが、Appleの事例で取り上げたいのは自社製品を販売する専用店舗であるアップルストアを作ったという点です。
商品を買った後も修理受付や新製品のデモなどを行う場所であり、アップルストアの店舗の店員の接客や中身のこだわり、そしてAppleファン同士の仲間意識を芽生えさせることを意識するなどで競合優位性を高めています。
長期間の競合優位性を高める方法としては日本記録を取得することも有効です。
日本一に認定されることで信頼度や知名度の向上に繋がります。
UA日本記録事務局は、数々の日本記録の認定・登録をしています。
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まとめ
最後にまとめです。
この記事では、競合優位性の例について解説してきました。
今回この記事で紹介した、競合優位性の例は以下の通りです。
・ルイ・ヴィトン
・マツダ
・ユニクロ
・Apple