この記事にたどり着いた貴方は
・企業ブランディングの成功事例がしりたい!
・企業ブランディングの成功事例を見て手法を参考にしたい!
・企業ブランディングの成功事例を比較したい!
このように思っているのではないでしょうか。
・ニベアは企業ブランディングは顧客が連想する製品のイメージを一貫させたことによる成功事例です。
・スターバックスは主役は人であるという軸に基づく企業ブランディングの成功事例です
・東京ディズニーランドは世界観の作り込みによりブランド内外双方から他社との競争力を築いた成功事例
・星野リゾートは自社のこだわりを体験してもらう企業ブランディングの成功事例
以下に目次があるので、
興味がある項目だけ読んでいただいても
構いません!
それでは、
各企業のブランディング成功事例について
見ていきましょう。
目次
ブランディングのできてない企業がブランディングをしている企業に勝てないワケ

本題に入る前に
企業ブランディングの必要性をご説明します。
企業において、企業ブランディングは
必ず行うものではありません。
企業ブランディングを考えていない企業も
世の中には沢山あります。
では、なぜ企業は
企業ブランディングを行うのでしょうか。
それは企業が競合他社との違いを
企業内外に明確に示し
企業活動に成功するためです。
企業ブランディング最大の目的は
「差別化」です。
企業ブランディングが成功すると集客や販促、
宣伝などありとあらゆるシーンで
競合他社との差別化ができ、
業界や競合他社に対し
優位に立つことができます。
企業ブランディングを行うということは、
企業が顧客からどのように思われたいのか
が明確になり
「○○といえばあの企業(商品)」
と根付かせることができます。
そのため、
企業ブランディングを行っていない企業は
顧客からの認識を得られないため
明確な企業ブランディングをしている企業には
勝てないという結果が生まれてしまうのです。
企業ブランディングの成功事例5選
さてここからが今回の記事の本題です。
企業ブランディングで悩まれている
あなたにご紹介する
企業ブランディングの成功事例として
取り上げる5つの企業は以下の通りです。
・成功事例②ニベアの成功事例
・成功事例③スターバックスの成功事例
・成功事例④東京ディズニーランドの成功事例
・成功事例⑤星野リゾートの成功事例
・どんな成功事例なのか?
・どうやって成功したのか?
企業ブランディングの成功事例①レッドブル

最初の成功した企業ブランディングの事例は
レッドブルです。
レッドブルは1978年に
オーストリアで生まれたブランドで、
日本に参入したのは
2005年と比較的最近の話です。
主力商品はレッドブルという名前の
エナジードリンクで、2016年には
世界で60億本以上販売され世界的に成功した企業
と言えます。
このレッドブルの成功要因は、
企業ブランディングの手法よる
ターゲティングとポジショニングの成功が
もっとも大きな比率を占めています。
レッドブルのTVCMでは
「タウリン 1000mg 配合」や
「カフェインゼロ」などの
製品特徴は一切発信せず、常に
「レッドブル、翼を授ける」という
ブランドのキャッチコピーでの宣伝のみです。
これはレッドブルが
企業ブランディングによって
「ターゲティング」と「ポジショニング」が
明確化していたためです。
レッドブルは既存のエナジードリンクの様に
社会人が仕事のために愛飲する
栄養ドリンクとしてではなく、
若者層を狙ったイベントを打ち出したり、
協賛するスポーツイベントも
ストリートカルチャーを選ぶなど
若者に人気のものに特に力を入れています。
それによりレッドブルは若年層に
エキサイティングな毎日を過ごす冒険者に
翼を授けるという
独自のポジショニングの確立に成功しました。
現在もレッドブルは若年層に対して
圧倒的な支持を得ています。
レッドブルの成功事例は、
企業ブランディングにより明確にした
ターゲティングとポジショニングを確立できた
成功事例です。
競合他社に比べまだ浅い歴史ながらも
若者をターゲットに据えて、
独自の役割を築き上げたレッドブルの事例は
エナジードリンクの企業ブランディングとして
見事に成功した事例の一つです。
・レッドブルの成功は企業ブランディングによるターゲティングとポジショニング
・ビジネスマンの栄養補給ではなく、若者のエキサイティングを応援するという価値の獲得に成功
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企業ブランディングの成功事例②ニベア
2つ目の企業ブランディングの成功事例は
ニベアです。
ニベアはドイツで1911年に発売された
スキンケアクリームのブランドです。
スキンケアクリームを中心に、
日焼け止め、リップクリーム、
デオドラント剤などの製品が販売されています。
現在はニベアは世界187カ国で発売され
世界的なブランドを手に入れています。
そんなニベアの成功要因は、
企業ブランディングによる
一貫したイメージの獲得によるものです。
ニベアはブランドアイデンティティとして、
「肌同士が触れ合うような、
深い愛情を守り続ける」という
愛情を謳っています。
また、ニベアは
ブランドから連想されるイメージを
「信頼」「愛情」「やさしさ」といった
一貫したイメージにしています。
このようなブランディングによって
ニベアは子供の頃に
母親使ってもらう製品としての
地位獲得に成功しました。
また、ニベアの全ての製品が
ブランドシンボルカラーのミッドナイトブルーに
統一されている点もユーザーに対し
「青いスキンケアと言えばニベア」という
圧倒的な価値の獲得に成功しました。
これらのブランドの
アイデンティティとイメージの獲得に成功した事で、
ニベアはどんなに年月が経っても
母親が子供への愛情として使う製品という
地位を現在も得ています。
ニベアの成功事例は企業ブランディングにより
顧客のイメージを獲得した成功事例です。
・ニベアの成功は企業ブランディングによる顧客イメージの統一
・母が子供への愛情として使うという価値で他企業を圧倒するイメージを獲得した成功事例
企業ブランディングの成功事例③スターバックス

3つ目の企業ブランディングの成功事例は
スターバックスです。
スターバックスは1971年に
アメリカ合衆国のシアトルで誕生した
コーヒーブランドです。
スターバックスは2020年時点で
世界83か国32000店以上を展開する
世界最大のコーヒーチェーン店として
成功を収めています。
そんなスターバックスも当然
企業ブランディングに力を入れてきました。
スターバックスのブランドロゴは
2011年から「Coffee」の表記が消えています。
その理由はスターバックスの主役は
コーヒーではなく人である
という信念によるものです。
スターバックスはの企業ブランディングは
コーヒービジネスではなく人の心の豊かさ
という想いも込めてブランドロゴから
「Coffee」の文字を外すことで、
「企業ブランディングを明確化」する
ことにしたのです。
また、スターバックスは
企業ブランディングの明確化の他に、
バリスタの育成という
人に投資する企業ブランディングの
取り組みの成功事例でもあります。
スターバックスはアルバイトでも
1人80時間の研修・教育を行うなど、
飲食店としては異例の長さです。
その内訳には
コーヒーの淹れ方や掃除などの業務内容
だけでなく
ブランドアイデンティティにも
多くの時間を使っています。
これら競合他社と違い、人へ時間を使う事で
アルバイトも含めたスタッフ全員が
ブランドアイデンティティを体現しようとし、
結果として顧客は店内の居心地の良さに惹かれ
単なるコーヒーチェーンから
特別な場所になっていきます。
こうした、
人に時間を使う事により
快適なサードプレイスになるという
企業ブランディングとしての
ポジションを確立した事により、
スターバックスは「広告宣伝を行わずに
確立したサービスブランディング」
の成功事例としても有名です。
・スターバックスは企業ブランディングで人が主役という軸に事業を展開
・スタッフによるブランディングの体現で顧客にとって快適な場所としてのポジションを得る事に成功
企業ブランディングの成功事例④東京ディズニーランド
4つ目の企業ブランディングの成功事例は
東京ディズニーランドです。
東京ディズニーランドは年間来園者3000万人、
オープンからの累計来園者数は7億5千万人の
誰もが認める日本一のテーマパークです。
そして、東京ディズニーランドは
「夢と魔法の国」とも呼ばれています。
東京ディズニーランドには、
日本一の絶叫コースターもなければ、
日本一の観覧車もありません。
しかしこれだけ多くの人が引き込まれる秘密は
東京ディズニーランドの
企業ブランディング手法が優れているからにほかなりません。
東京ディズニーランドの
企業ブランディング手法は
物語をテーマにして世界観の作り込みです。
遊園地に遊びに行くというより、
異世界に足を踏み入れるという感覚が
近いのかもしれません。
そんな世界観や物語の一貫性を保っているのは、
外向きの企業ブランディングだけでなく
内からくる企業ブランディング、
つまりスタッフによるものもあります。
パークで働いている約9割のキャストは
アルバイトと言われていますが、
そのブランドらしさを体現した働きを
自発的にする優秀な人材がそろっています。
東京ディズニーランドで働く
アルバイトスタッフは、そもそも
ディズニーランドのファンであることが
ほとんどなので、自発的に
世界観や物語を守る動きをするのです。
その結果、東京ディズニーランドの外側からの
「見栄え」を意識した企業ブランディング
だけでなく、
内側からも組織力が向上する
企業ブランディングにもなっているのです。
東京ディズニーランドは世界観と物語を武器に、
ブランドの外側(顧客)と
内側(アルバイトスタッフ)の双方から
競争力を築き上げていった
サービスブランディング事例の代表格
ともいえる成功事例となっています。
http://www.olc.co.jp/ja/company/philosophy.html
・東京ディズニーランドの企業ブランディングは物語と世界観の作り込み
・顧客もスタッフもディズニーランドが作り上げた世界観を守るために動くことで価値が守られるという成功事例
企業ブランディングの成功事例⑤星野リゾート

5つ目の企業ブランディングの成功事例は
星野リゾートです。
星野リゾートは
「星のや」「界」「リゾナーレ」など
国内外で宿泊施設を運営する企業です。
実は星野リゾート自身で保有している
宿泊施設は一つもなく、
あくまでリゾート運営に特化した企業です。
星野リゾートは2019年の取引高は552億円で、
日本ホテル宿泊客満足度調査でも1位を獲得しています。
創業者の星野佳路氏は元々、
温泉旅館の運営をしていましたが
1995年に社名を星野リゾートに変更。
「お客様にサービスを聞くのではなく、
自分のこだわりをサービスにしていく。」
をブランディングアイデンティティとして掲げ、
ホテル業界にあるお客様に合わせるだけのサービス
にはない立ち位置を確立していきます。
星野リゾートが運営する宿泊施設の特徴は、
その土地だからこそできる
非日常が味わえるというものです。
例えば「青森屋」ではスタッフの8割が
地元出身で方言を使う、本物のねぶたが見られる、
りんごのガチャポンがあるなど
スタッフ発案の青森ならではのサービスを行っています。
自分たちのこだわりを体験してもらうという
新しい形の「ホスピタリティ」を開拓し、
独自の定義をもって成功した
星野リゾートの手法は
企業ブランディングの成功事例として
挙げられます。
・星野リゾートは自社のこだわりを体験してもらう企業ブランディングを展開
・土地ごとの非日常が味わえる独自のホスピタリティの開拓による成功事例
まとめ

いかがだったでしょうか。
今回の記事をまとめると、
成功した企業ブランディングの5つの事例は
以下の通りです。
・ニベアは企業ブランディングは顧客が連想する製品のイメージを一貫させたことによる成功事例
・スターバックスは主役は人であるという軸に基づく企業ブランディングの成功事例です
・東京ディズニーランドは世界観の作り込みによりブランド内外双方から他社との競争力を築いた成功事例
・星野リゾートは自社のこだわりを体験してもらう企業ブランディングの成功事例
企業ブランディングにおいて、
今回紹介した成功事例の企業はどれも
ブランドアイデンティティを大切にしていました。
誰をターゲットにするのか、
競合他社との差別化のために
どのポジションを獲得するのか、
そのために、
何をアイデンティティとして掲げるのか。
ブランドアイデンティティを重視することは
大切です。それは
自身のブランド力を高めるための条件で、
その積み重ねがブランドを作り上げ、
より強固にしていきます。
今回の記事は
ブランドアイデンティティの大切さが
理解できる事例集でしたね。
これらの成功事例は長期的な
企業ブランディング活動によって
地位を確立してきた事例です。
短い期間で企業のブランド力を底上げする
そんな事例ではありません。
ですが、実は長い活動を積み上げなくても
自社のブランド力を底上げし、
権威や説得力を持たせる
「実績」を入手できる手法と事例があります。
それは、あなたの会社が日本記録を持つことです。
競合他社に負けない最強の武器として日本記録は有効です。
自身の企業ブランディングを強化するために、
アイデンティティを確立させた後は
日本記録に挑戦してみてはいかがでしょうか。
UA日本記録事務局は、数々の日本記録の認定・登録をしています。
もし、企業ブランディングや業界ポジショニングでお悩みの方がいらっしゃいましたら、
まずは一度無料でご相談ください。
お話をヒヤリングさせていただき、
日本記録や日本一として認定することが可能な
「特別」を見つけるお手伝いをさせていただきます。