• 企業ブランディングにはどのような手法があるのかわからない!
  • 成功事例を見て、どういったものがあるのか確認したい!
  • 自分と似た事業の成功事例と比較したい!

 

今回は企業ブランディングのプロである筆者が、成功事例をもとに効果的な手法をお話していきます。

ぜひあなたも企業ブランディングの手法を身につけて、事業を成功に導いてください。

ブランディングのできてない企業がブランディングをしている企業に勝てないワケ

企業において、企業ブランディングは必ず行わなければいけないわけではありません。企業ブランディングを考えていない企業も世の中にはごまんとあります。

では、なぜ企業ブランディングを行うのでしょうか。

企業ブランディング最大の目的は『差別化』です。

企業ブランディングがうまくいくと集客や販促、宣伝などありとあらゆるシーンで競合他社との差別化ができ、優位に立つことができます。

企業ブランディングを行うということは、自社がターゲットからどのように思われたいのかが明確になりターゲットの市場から「○○といえばあの商品」と根付かせることができます。

誰でも高められる競合優位性の例5選

事例1 商品ブランディングの手法(レッドブル)

一つ目の成功事例はレッドブルです。

レッドブルは1978年にオーストリアで生まれたブランドで、日本に参入したのは2005年と比較的最近の話です。

主力商品はエナジードリンク。しかしレッドブルが成功したのは製品の価値よりも、企業ブランディング手法よるものがもっとも大きな比率を占めています。

TVCMでは「タウリン 1000mg 配合」や「カフェインゼロ」などの製品特徴は一切発信せず、「レッドブル、翼を授ける」というブランドのキャッチコピーを言うのみです。

にもかかわらずレッドブルが成功したのは明確な「ターゲティング」「ポジショニング」によるものです。

社会人が仕事のために愛飲する栄養ドリンクではなく、若者層を狙ったイベントを打ち出したり、協賛するスポーツイベントもストリートカルチャーなど若者に人気のものに特に力を入れています。

エキサイティングな毎日を過ごす冒険者に翼を授けるという独自のポジショニングも確立しました。

まだ浅い歴史ながらも若者をターゲットに据えて、独自の役割を築き上げたレッドブルの手法はエナジードリンクの企業ブランディングとして見事に成功した事例の一つです。

ところで、ここまで成功しているレッドブルがより企業ブランディングを成功させるためにはどのようにすればいいでしょうか。

実はまだレッドブルもやっていない「次の一手」があるのです。

企業ブランディング 事例 手法

それは、どんなに競合他社が追い上げてきても絶対に抜かれない実績の獲得。つまり、日本記録に認定されてしまうことです。

 

同様に、あなたの事業が何だとしても日本一は強力な武器になります。

レッドブルのような明確な企業ブランディングがないなら企業ブランディングの入門として日本記録から始めてみるのもいいかもしれません。

認定の流れ

 

事例2 商品ブランディングの事例(ニベア)

企業ブランディング 事例 手法  

ニベアの企業ブランディング事例から学べる手法「ブランドアイデンティティ」とその重要性です。

ニベアはドイツで1911年に発売されたスキンケアクリームのリーディングブランドで、現在は世界187カ国で発売されています。

実は日本のニベアは、発売元である「バイヤスドルフ・ホールディング・ジャパン」と花王が合弁で設立した会社です。

スキンケアクリームを中心に、日焼け止め、リップクリーム、デオドラント剤などを発売しています。

重ねて言いますが、ニベアブランドの成功要因は

強い「ブランドアイデンティティ」です。

ニベアのブランドアイデンティティとは「肌がふれあう。ただそれだけで、人は人をあたためることができる。まもることができる。一生の素肌に。」と謳われています。

これを意識してニベアの商品は肌同士が触れ合うような、深い愛情を守り続けることを大切にしています

さらにブランド連想面の手法では、ニベアとは「信頼」や「愛情」あるいは「やさしさ」というブランド連想で一貫しており、時代は変わっても、多くの人々が幼い頃に母親の愛情と共に出会うブランドとなっています。

これらが「母の深い愛情に守られていた」という記憶や経験と相まって、時代を越えたニベアブランドの企業ブランディングとなり感情移入を創っているのです。

事例3 サービスブランディングの手法(スターバックス)

二つ目の成功事例スターバックスです。

スターバックスは1971年にアメリカ合衆国のシアトルで誕生したコーヒーブランドです。

世界各国に展開するシアトル系のコーヒーチェーン店でしたが、実は2011年からスターバックスのブランドロゴから「Coffee」のロゴが消えています。

スターバックスのブランドアイデンティティは「人々の心を豊かで活力のあるものにするために。ひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」というもの。ここからもスターバックスにとってのコーヒーはあくまで手段であり、本当の目的は人の心を豊かにすることです。

そのため、スターバックスはコーヒービジネスではないという想いも込めて

ブランドロゴから「Coffee」の文字を外し、企業ブランディングを明確に示しています。

スターバックスが最も大切にしていることは人と人とのかかわりであるため、顧客接点であるバリスタの育成に力を入れています。

アルバイトでも1人80時間の教育を行うなど、飲食店としては異例の長さです。その内訳にはコーヒーの淹れ方や掃除などの業務内容だけでなくブランドアイデンティティにも多くの時間を使っています。

結果として顧客は店内の居心地の良さに惹かれファンになります。

これらの積み重ねはスターバックスの手法「広告宣伝を行わずに確立したサービスブランディング」の成功事例へと導きました。

事例4 サービスブランディングの手法(東京ディズニーランド)

企業ブランディング 事例 手法

サービスブランディングのもう一つの成功事例東京ディズニーランドです。

東京ディズニーランドといえば、夢と魔法の国とも呼ばれています。

東京ディズニーランドには、日本一の絶叫コースターもなければ、日本一の観覧車もありません。しかしこれだけ多くの人が引き込まれる秘密は東京ディズニーランドの企業ブランディング手法が優れているからにほかなりません。

技術的に優れたアトラクションではなく、東京ディズニーランドの企業ブランディング手法

「物語」をテーマにして世界観を作りこんでいます。

遊園地に遊びに行くというより、異世界に足を踏み入れるという感覚が近いのかもしれません。

 

そういった世界観や物語の一貫性を保っているのは、外向きの企業ブランディングだけでなく内からくる企業ブランディング、つまりスタッフによるものもあります。

パークで働いている約9割のキャストはアルバイトと言われていますが、そのブランドらしさを体現した働きを自発的にする優秀な人材がそろっています。

東京ディズニーランドで働くアルバイトスタッフは、そもそもディズニーランドのファンであることがほとんどなので、自発的に世界観や物語を守る動きをするのです。

その結果、東京ディズニーランドの外側からの「見栄え」を意識した企業ブランディングだけでなく、内側からも

組織力が向上する企業ブランディングにもなっているのです。

東京ディズニーランドは世界観と物語を武器に、ブランドの外側(顧客)と内側(アルバイトスタッフ)の双方から競争力を築き上げていったサービスブランディング事例の代表格ともいえる手法となっています。

企業ブランディング 事例 手法

ではあなたの事業に、ディズニーランドのような強力なライバルがいたらどのような企業ブランディング手法で対抗すればいいでしょうか。例えば、もし仮にあなたが富士急ハイランドのテーマパークの運営であれば、来場者や規模感だとディズニーランドに勝つことは難しいかと思います。

ですが、富士急ハイランドのアトラクションに注目してみるとジェットコースターの高さではドドンパが日本一です。こういった一点に特化した視点だとディズニーランドにも勝ることができます。

日本記録はどこにも負けない証明であり、強力な武器です。

認定できる日本記録があるのならば、認定しておいて損は絶対にありません。

なにも日本一に誇れるものがないとお考えの方も多くいらっしゃいますが、プロがあなたのための日本一をご提案いたします。

認定の流れ

事例5 企業ブランディングの手法(星野リゾート)

星野リゾートは「星のや」「界」「リゾナーレ」など国内外で宿泊施設を運営する企業です。

実は星野リゾート自身で保有している宿泊施設は一つもなく、あくまでリゾート運営に特化した企業です。2019年の取引高は552億円で、日本ホテル宿泊客満足度調査(株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック)でも1位を獲得しています。

創業者の星野佳路氏は、元々は温泉旅館の運営をしていましたが1995年に社名を星野リゾートに変更。

「お客様にサービスを聞くのではなく、自分のこだわりをサービスにしていく。」

をブランディングアイデンティティとして掲げ、当時のホテル業界のお客様に合わせるだけのサービスにはない立ち位置を確立していきます。

星野リゾートが運営する宿泊施設の特徴は、その土地だからこそできる非日常が味わえるというものです。

例えば「青森屋」ではスタッフの8割が地元出身で方言を使う、本物のねぶたが見られる、りんごのガチャポンがあるなどスタッフ発案の青森ならではのサービスを行っています。

自分たちのこだわりを体験してもらうという新しい形の「ホスピタリティ」を開拓し、独自の定義をもって成功した星野リゾートの手法企業ブランディングの成功事例として挙げられます。

まとめ

今回は企業ブランディングの手法として3つの成功事例を挙げました。

業種が違っても参考になる部分はあったかと思います。

企業ブランディングにおいて、今回紹介した企業はどれもブランドアイデンティティを大切にしていました。

ブランドアイデンティティを大切にすることは大切です。それは自身のブランド力を高めるための条件で、その積み重ねがブランドを作り上げ、より強固にしていきます。

ですが、実は長い活動を積み上げなくても自社のブランド力を底上げし、権威や説得力を持たせる「実績」を入手できる裏ワザがあります。

それは、あなたの会社が日本記録を持つことです。

競合他社に負けない最強の武器として日本記録は有効です。

自身の企業ブランディングを強化するために、アイデンティティを確立させた後は日本記録に挑戦してみてはいかがでしょうか。

認定の流れ