・SDGsのブランディング事例を知りたい!
・SDGsのブランディングって何だろう?
SDGsの17項目を達成するために目先の利益を最優先にしない経済活動を行うことで、
・企業イメージの向上
・企業の信頼性の向上
・商品、サービスへの信頼性の向上
・新規市場開拓
・社員のモチベーションアップ
の効果があります
SDGsとは、国連加盟193か国が2016年から2030年の
15年間で達成するために掲げた17項目の目標の事です。
この目標を達成することで、
エコと平和な世界を目指して行こうという取り組みになります。
企業ブランディングとは
企業ブランディングとは他社と差別化する事により、
企業または商品が多くの人に認知される存在になる事を目指す活動の事を言います。
青い缶に入ったハンドクリームと言えば「ニベア」
といったような事が企業ブランディングに当てはまります。
SDGsブランディングと得られる効果
SDGsブランディングとは、企業ブランディングの達成のために
SDGsの活動に取り組むことで、他社との差別化を行う事です。
企業ブランディングとしてSDGs達成を目指すという事は
目の前の利益よりも社会を優先するという事のため、
一見企業活動においてマイナスに働く印象もありますが、
実際は様々なメリットを企業にもたらしてくれます。
SDGsブランディングが企業にもたらすメリットは以下の通りです。
・企業の信頼性の向上
・商品、サービスへの信頼性の向上
・新規市場開拓
・社員のモチベーションアップ
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企業イメージの向上
SDGsブランディングに取り組むことによって得られる1つ目のメリットは
企業イメージの向上です。
企業は利益を出すために事業を行う組織のため、利益を求めるのは当然です。
ただ現代では、企業の利益追求によって
食品ロスや環境破壊などの問題も起こっているのが現状です。
そのため、企業は自社利益のみを追求するだけの、
身勝手な存在ではない事を示す必要性が出てきました。
利益よりも社会を優先する企業イメージを得る方法として、
SDGsブランディングを行う企業が増えてきました。
企業はSDGsブランディングを行う事で、
企業は社会をよくする活動を行っていると人々に示す事ができ、
企業イメージの向上につながります。
企業の信頼性の向上
SDGsブランディングに取り組むことによって得られる2つ目のメリットは
企業の信頼性の向上です。
企業がブランディングにおいて社会の信頼を獲得する活動の一つに
CSR活動というものがあります。
CSR活動とは企業も社会を構成する一員として、責任ある行動を行う事で
ステークホルダー(株主やビジネスパートナー)や社会から
信頼を得るために行う活動の事です。
企業がエコと平和な世界の実現に向けた取り組みを行うSDGsブランディングは
社会貢献であるCSR活動と似ているため、社会的な信頼性の向上につながります。
商品、サービスへの信頼性向上
SDGsブランディングに取り組むことによって得られる3つ目のメリットは
商品、サービスの信頼性の向上です。
似たサービスや商品を利用する上でも、SDGsに貢献できる物を利用した方が
消費者にとってもエコや平和に貢献できるという
ポジティブな印象を与える事ができます。
また、社会貢献によって
企業イメージが良くなるとユーザーの商品選びの基準の一つである
競合との価格競争に左右されにくくなるのも企業にとってメリットになります。
SDGsブランディングは利益を追求しない事によって薄利を防ぐ効果にもつながります。
新規市場開拓
SDGsブランディングに取り組むことによって得られる4つ目のメリットは
新規市場開拓です。
企業がSDGsに取り組むことで、行政、NPO、NGOなど
これまで関わりが無かった団体との活動が生まれる可能性があります。
また、SDGsの推進によって全世界で
約1400兆円の経済効果と3億8千万人の雇用創出が生まれるという推計がなされ、
投資家もSDGsに関連した企業への投資も増えてきました。
社員のモチベーションアップ
SDGsブランディングに取り組むことによって得られる5つ目のメリットは
社員のモチベーションアップです。
株式会社JTBコミュニケーションデザインが行った調査報告によると、
企業がSDGsブランディング達成の取り組みを行う上で行う、社員への告知や教育は
社員モチベーションと関連が強く、企業理念やビジョンの体現にも関連する、
という結果が得られました。
つまり、SDGsブランディングを進める事は、SDGsだけでなく、
本来の企業理念やビジョンを体現化しようという
社員のモチベーション向上にもつながります。
SDGsブランディングの具体的事例

ここからは貴方の企業がSDGsブランディングを実践するための参考として、
実際にSDGsブランディングを行っている企業を紹介いたします。
今回紹介する企業ブランディング事例は以下の通りです。
・ファーストリテイリング株式会社
・ピープルポート株式会社
事例①味の素冷凍食品株式会社

調味料「味の素」でおなじみの味の素冷凍食品株式会社では、2009年に
UNGCに参加表明するなど、社会貢献に対し積極的な活動を行っており、
SDGsに対しても4つの目標の達成に取り組んでいます。
その中の1つの取り組みとしてベトナムの学校給食プロジェクトというものがあります。
これはベトナムの子供たちの栄養不良を改善するために、献立のメニューブックや教材配布、
献立ソフトウェア開発などを行う取り組みです。
その結果、2017年には調理施設を有する
ベトナム全土の小学校に献立メニュー開発用ソフトウェアの導入が決定するなどの成果をあげました。
これによって、味の素冷凍食品株式会社は子どもたちの飢餓を無くす
平和活動を行っているSDGsブランディング企業という企業イメージを確立し、
様々なサイトでSDGsブランディングの代表事例として紹介されています。
事例②ファーストリテイリング株式会社

アパレルブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング株式会社は
「服のチカラを、社会のチカラに」というコンセプトのもと、
SDGsに対して複数の目標達成に取り組んでいます。
・不要になった服を代替え燃料にする
・寄付された服を難民への衣料支援にする
「服が、服に生まれ変わる時代」への挑戦をはじめています。その第一歩が、ダウンリサイクル。世界中でクローゼットに眠るユニクロのダウン商品を回収、最新のアイテムへ。資源を有効に使い、環境への負荷を減らします。抜粋引用:ユニクロ
事例③ピープルポート株式会社

電子機器のリユース・リサイクルを行っているピープルポート株式会社は
日本に逃れてきた難民雇用を創出するSDGsの取り組みを行っています。
具体的には、日本にいる難民の人々がフルタイムで働ける職場をつくり、
終業後に日本語教室を開催することで就業と教育の両立が可能な環境づくりに取り組んでいます。
今後の目標としては、難民100名の受け入れを目標とした会社の事業推進を行っています。
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まとめ
最後にまとめです。この記事では、SDGsブランディングとそれを行うメリットを解説し、
実際にSDGsに取り組んでいる企業の紹介をしました。
今回この記事で紹介した、SDGsブランディングとそのメリットについては以下の通りです。
SDGsの17項目を達成するために目先の利益を最優先にしない経済活動を行うことで、
・企業イメージの向上
・企業の信頼性の向上
・商品、サービスへの信頼性の向上
・新規市場開拓
・社員のモチベーションアップ
を成し遂げるブランディング手法