
・お酒で日本一を目指してて日本ワインに興味がある!
・自分の住んでる日本一の日本一が知りたい!

- 日本ワインについて
- 山梨県と日本ワインの歴史
- 山梨県が日本ワインの生産量日本一になった要因
UA-JAPAN RECORDS事務局では様々な日本記録を日本一として認定しています。
今回の山梨県の日本ワインに関連しお酒にまつわる日本一と言えば
- 日本一大きな醸造容器
- 日本一古い酒蔵
- 日本一取り揃えのある酒屋
といった物が日本一の認定対象になるかもしれません
必要なのは客観的に数値で証明できる証拠です。
あなたの記録を日本一の公式記録として認定しませんか?
日本記録の認定を受けたい方はまずは無料相談にてご相談ください。
はじめに【元となったデータをご紹介】
今回「日本ワインを日本一作っているのが山梨県である」ことを調べる数値として
国税庁の「国内製造ワインの概況」のデータを参考にしました。
国内製造ワインの概況とは、
果実酒の製造免許を有しぶどうを原料とした果実酒を製造している製造業者を対象に
アンケートを行って得たデータを取りまとめたものです。
要するに
ワインの生産者に提出してもらった原料の仕入れやワインを作った量を取りまとめた物
それをデータ化したものです!
野菜や海産物は農林水産省の管轄ですが
ワインなどのお酒は国税庁の管轄なんですね!!
調査対象期間や集計単位は売上高は法人と個人で違いますが、
製成・移出数量、原料受入数量等の生産・出荷の内容に関しては同じです。
「国内ワインの概況」は毎年取りまとめられ国税庁ホームページに掲載され、
都道府県ごとのデータを数値で確認することができます。
だからこそ、山梨県内におけるワインの生産量などの数値も調べる事が可能なわけです。
国内ワインの概況は国税庁という国の機関が扱っているデータですので、
日本ワインの生産量日本一を認定する時の証拠になります。
今回の記事では現時点(2022年1月9日)で最新の
2019年に公開された2018年の日本ワインの生産量のデータから
山梨県を日本一として紹介しています。
→https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/seizogaikyo/kajitsu/pdf/28wine.pdf
日本ワインと国内製造ワイン
ここから
「なぜ山梨県が日本ワインの生産量日本一なのか?」のご紹介に入る前に
そもそも
皆さんそう思っているのではないでしょうか?
私は思ってましたよ!
山梨県が日本ワインの生産量日本一という事を調べた事をきっかけに
「日本ワイン」っていう言葉を今回初めて知りました。
国税庁「国内製造ワインの概況」には
日本ワインと
日本ワイン以外の国内製造ワインという
二種類のワインの表記があります。
この2種類のワインの違いは原材料も含めすべて日本で生産されているかどうか?
これがポイントとなります。
つまり、原料となるぶどうも日本産
醸造するワイナリーも日本の建物
すべてが日本で作られたワインを「日本ワイン」と表記しています。
山梨県ではこの日本ワインの製造が日本一となっています。
一方、
つまり、ワインの醸造は日本だけど
原料のぶどうや濃縮還元果汁は日本の物とは限らないワインを
「日本ワイン以外の国内製造ワイン」と表記しています。
山梨県は日本ワインの生産が日本一なので日本ワインだけに特化している気もしますが
山梨県では国内製造ワインも生産されています。
ちなみに日本ワインとそれ以外の国内製造ワインを区別するようになったのは
2018年から!!
日本ワインの表記が始まってまだ4年経ってません
「日本ワイン」はこれから浸透していく言葉なんですね
→https://nihonwine.jp/enjoy-wine-life/japanese-wine-display-rules/
日本ワインの生産量日本一は山梨県
2020年2月に国税庁ホームページに公開された国内製造ワインの概況から
2018年に日本で生産された日本ワインの生産量16,612klのうち
日本一日本ワインの生産量が多い都道府県は「山梨県」
次いで2位が「長野県」3位「北海道」となります。
日本一日本ワインの生産量の多い山梨県の記録は
5,189kl!!
日本で出荷されている日本ワインの30%以上で山梨県は国内断トツの生産量になります。
つまり、この山梨県のデータは日本一を認定するUA日本記録の基準である客観的な数値で計測された証拠で示されたデータです。あなたの町にも日本一を誇れる何かがあるかもしれません。
必要なのは提出可能な客観的に証明できる証拠です。
あなたの日本一をUA日本記録として公式に認定してはいかがでしょうか。
日本一への認定のご相談は下記リンクから無料で行えます。
まずは相談してみましょう!!
山梨県について
山梨県は中部地方に位置する県で山梨県の県庁所在地は甲府市です。
山梨県は標高2000~3000mを超す山に囲まれた内陸県です。
- 山梨県の南には富士山
- 山梨県の西には南アルプス
- 山梨県の東には奥秩父山地
- 山梨県の北には八ヶ岳
面積の8割が山岳地で占める山梨県の可住地面積は全国45位となっています。
山梨県はほぼ山だったんですね!
山梨県と日本ワインの歴史
山梨県でワインの生産が始まったのは、1874年の明治初期です。
明治新政府の政策でヨーロッパの技術を見て回った山梨県の2人の青年
彼らがフランスで学んだワイン醸造技術を地元の山梨県に広めた
それが山梨県でワイン製造が活発になったキッカケだそうです。
その他山梨県でのワイン製造の主な歴史は以下の通り
- 1980~1900年:笹子トンネル開通による輸送時間短縮で山梨県産のワインの売上上昇
- 1973年:国内ワイン市場の拡大に伴い、山梨県内の大手ワインメーカーが本格的なぶどう栽培に着手
- 2000年:日本ワインブームにより、山梨県ではワイナリーが増加
- 2010年:日本ワインを海外にアピールする動きが山梨県で活発化
- 2013年:山梨県の「山梨」が「地理的表示」に指定される
→https://www.enoteca.co.jp/article/archives/14784/
山梨県が日本ワインの生産量日本一の理由
さいごに、山梨県が日本ワインの生産量において日本一の理由をご紹介いたします。
結論から言うと山梨県が日本一な理由は以下の通り
- 山梨県はワイナリーの数が日本一多い
- 山梨県はぶどう作りに最適な土地と気候
- 日本ワインとそれ以外を区別するようになったため山梨県が1位になった
それでは詳しく紹介していきます。
山梨県はワイナリー数日本一
山梨県は日本ワインの生産日本一であり、ワイナリーの数も山梨県が日本一です。
ワイナリーとは、ワインを生産する建物やワイン会社の事です。
日本国内には331場ものワイナリーがあります。
その中で日本一日本ワインを作る山梨県にあるワイナリーの数は85場
2位の長野県のワイナリー数が38場なので、山梨県と長野県のワイナリーの数は
2倍以上の差があります。
それだけワイン造りの事業が活発な山梨県だからこそ
山梨県は日本ワインの生産日本一になったのでしょうね!
→https://www.wine.or.jp/winery/index.html
山梨県はぶどう作りに適した土地だった
山梨県は東西南北山に囲まれ、その8割が山岳地の内陸県です。
その影響か山梨県の気候には以下の特徴があります。
- 山梨県は梅雨や台風の影響を受けにくく降水量が比較的少ない
- 山梨県は日照時間が長い
また、ワイン造りの原料となるぶどうの栽培が盛んな山梨県の甲府盆地では
- 昼と夜、夏と冬で気温の差がはげしい
- 風が弱い
という盆地気候の特徴が山梨県にはあります。
さらに山梨県甲府盆地は水はけが良い土壌環境です。
そのため、山梨県は稲作には適していませんでしたが、
山梨県はぶどうなどの果樹の栽培には適した環境でした。
これが山梨県で日本ワイン造りが広まり日本一にまで上りつめる要因になったのでしょう。
今回の記事はワインの生産量ですが、もちろんワイン以外にも
ぶどうなど果物の日本一も認定しています
- 日本一大きい
- 日本一糖度の高い
- 日本一出荷している
などなど、数値化して客観的に証明することのできる証拠があれば
あなたの果物も公式な日本一として認定されるかもしれません。
あなたの記録がUA日本記録の条件を満たすかどうか。
まずは相談してみましょう!!
もし日本ワインとそれ以外を区別しなかったら
ちなみに、前の文章で紹介した通り
日本ワインとそれ以外の国内製造ワインを区別するようになったのは2018年から
では日本ワインと国内製造ワインを合わせた
山梨県が変わらずに日本一なのか?
その答えは
神奈川県
実はすべてのワインで数値を見ると
1位は山梨県ではなく神奈川県なんです!!
そのため、日本ワインとそれ以外のワインを区別していなかった
2018年以前までの日本一は山梨県ではなく神奈川県でした。
→https://tokubai.co.jp/news/articles/1887
では今まで通り日本ワインとそれ以外を区別せずに
日本一ワインを作る都道府県は神奈川県で良かったのでは?
なぜわざわざ日本ワインにして山梨県を日本一として紹介したの?
そう思う方もいるかもしれません。
UA-JAPAN RECORDS事務局は
今回のブログを執筆するにあたり
日本ワインで山梨県が日本一を紹介することにしました
その理由はUA日本記録のミッションが
「自己肯定感の向上による自信と活力に溢れた社会の実現」
だからです。
日本国内において誰かに誇れる何かを認定することがUA日本記録のミッション
であるならば、輸入したぶどうで作られたワインを含めた生産量も良いけど、
ぶどうの栽培もワインの醸造も全部日本で行われている日本ワインの方にスポットを当てる事の方が
優先だと考えたためです。
そのため今回の記事では日本ワインの生産量として
山梨県にスポットを当て、
山梨県が日本一である紹介記事を作成することにしました。
UA日本記録は今後も自信と活力に溢れた社会の実現を目指して歩んでいきます。
まとめ
いかがだったでしょうか
今回は「日本一日本ワインを生産すると都道府県」という事で
山梨県が日本ワイン生産量日本一であると紹介しました!
- 山梨県は日本ワインの原料であるぶどうの栽培に適した地域環境だったため山梨県が日本一になった
- 明治新政府の政策で山梨県にヨーロッパのワイン技術が持ち込まれたため山梨県が日本一になった
- 現在山梨県はワイナリーの数が他の都道府県の2倍以上あるため山梨県が日本一になった
- 日本ワインとそれ以外の区別をするようになったため山梨県が日本一となった
日本ワインを日本一作っている県は山梨県
これがあなたの明日の雑学になれば幸いです。
UA-JAPAN RECODSでは今後も山梨県の他、様々な都道府県の日本一をご紹介していきます。
そしてあなたが日本で誇れる記録を公式日本一として認定し続けます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
UA日本記録では1つの基準で測る事の出来る日本一の認定を行っています。
あなたが作っている物や持っている記録も基準を満たせば日本一に公式認定できるかもしれません。
まずは相談してみましょう!!